こんにちは、食育こどもえんはぐっこ園長kaoriyこと、ながきかおりです。
このブログは、子育てを19年、保育を計15年経験し、自ら理想のほいくえんを作った保育士が、
「ミニマル子育てでみな幸せ」をコンセプトに、親も、保育者も、子も、気楽に心地よく、生きる力をつけるための子育て術や考え方を発信していきます。
本日のテーマは、「子育て(保育)に必要なたった1つのこと」についてです。
みなさんは、子育て(保育)をする上で何を大事にしていますか?子どもが将来困らないようにこんなことを教えたい、やさしい子になってほしいからお友達と仲良くできるようあんなことも伝えたい、習い事もたくさんしてできることを増やしてほしい、など様々だと思います。
私もそんなことを考えながら、日々模索しながら、親として保育者として長らく過ごしていました。でも、結局はいつも自問自答してこれでよかったのかな?の繰り返し。心はゆれゆれだったのです。こんな状態では、子どもも落ち着かないし、大人もイライラしてしまいますよね。
子育ても保育も、本当に必要なことは、あれもこれもではなく、たった1つのシンプルなことなんです。
そこで、今回のブログでは、「子育て(保育)に必要なたった1つのこと」について紹介します。
では、早速ですが、まずは結論からいきます。
「子育て(保育)に必要なたった1つのこと」は次の1つになります。
それは、「子育て(保育)は、親(保育者)のメンタル(心)の持ちようで決まる」です。
子育てや保育がうまくいっている人は、メンタル(心)がととのっています。当然ながら、常にメンタルをととのえることは、 一朝一夕で身につくことではありません。それでも、誰もがこれから心の持ちようを変えていき、プラスに持っていくことができるようなスキルは、たくさんあります。
そのため、なぜ、メンタルの持ちようが必要になるのかと合わせて、どのように変えていくと良いのかも紹介します。
子育てや保育の中で無理なく実践できることをまとめたので、ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
では、まず「子育て(保育)は、親(保育者)のメンタル(心)の持ちようで決まる」=メンタルをととのえることがなぜ、子育てや保育に必要なたった1つのことなのか?ということですが、メンタル(心)は、人の生活や思考の根っこ、土台だからです。この根っこ、土台がしっかりしていると、ど〜んと構えて、よく来たね〜と受け入れることができる。逆に、この根っこが揺らいでいると不安は子どもに伝わり、子どもも不安になり、成長しようとする力にブレーキがかかり、様々なかたちで問題が出てきます。受け入れる余白があることで、子どもに愛情がしっかりと伝わり、幸せを感じながら、余裕を持った子育てや保育をすることができます。
また、心と体は一体です。体がしんどければ、心もしんどくなります。なので、心も体も“ととのう”ことが大切です。
食育こどもえんはぐっこでは、保育者は大きな木のように、いつも同じところにいて見守り、困った時にそこに行けばはなしを聞いてくれて、つらい時には寄り添って時間を共にする。ひなたぼっこのような人でありたいと思って、保育をしています。
大事なことは、子どもが助けを求めたときに受け入れる余白の心があること。子どもが助けを求めても大丈夫と見てわかる自分であること。
そして、こちらから子どもの方へしてあげる(与える姿勢)ではなく、子どもからのアプローチを受け入れる(待つ姿勢)で常にいることです。
最後に、そもそも、心も体も“ととのう”ために日常の中でどのように変えていくのがいいのかですが、
○親(保育者)がしっかりと寝て、しっかりとごはんを食べる。
○時間的余白を作る。(予定を詰め込まない、ゆったり過ごす等)
○気持ち的余白を作る。(自分時間を持つ、好きな音楽をかける、おいしいスイーツをほおばるなど)
それぞれ自分の好きなことやできることから始めるといいですよ。
少しずつ変えていって、そのうち習慣化して、心も体もととのう。
そして毎日が楽しく笑顔が絶えない日々になっていきます。
親(保育者)が笑顔なら、子どもも笑顔になります。
そんな幸せな循環が生まれた毎日楽しくて仕方がない!という食育こどもえんはぐっこの保育をみなさんいつでも見にいらしてくださいね。きっと小さなことから大きなことまで気づきがあると思います。
これからブログの方でも、心も体も“ととのう”ためのスキルを発信していきます。実際わたしがして効果が出たものや保育で実践している事をどんどんお伝えしますので、ぜひ読みにきてくださいね。